オールドレンズ使ってみたい!私のカメラは一眼レフで、どうやら、使えるらしいです。

でも、色々調べると、マウントアダプターというものが必要らしいです。マウントアダプター?

こちらの記事では、マウントアダプターについて少々長く説明しますが、使い方や選び方を知りたい方は【参考記事:マウントアダプター購入の基本】を直接ご参照ください。

レンズマウント

当たり前の話かもしれませんが、各カメラメーカーはカメラとレンズを販売しており、原則として、とあるメーカーのカメラを買うと、同じメーカーのレンズを買う必要になります。つまり、Canonのカメラを買ったとしたら、Canonのレンズを揃うことになります。Nikonやオリンパスのレンズを買っても、使えません。

細かく説明すると、サードパーティ(別メーカー)のレンズを使うことがあります。例えば、Canon用のSigmaレンズがあります。最近中国製のレンズも販売されていて、例のCanonのレンズより安価ですが、全く同じ性能を持っている訳ではありません。

そもそも、なぜ使えないでしょう?答えは簡単です。カメラとレンズの接続部分の形が違うので、レンズをはめること自体が不可能です。その「はめる」部分がレンズマウントです。

昔は、共通なマウントを用いた違うメーカーのカメラがいくつかありました。それは、スクリューマウント(ネジ式)のM42マウントです。正式名はプラチカマウントで、Pマウントで呼ばれることもありました。こちらは、Pentax、Fujifilm、Zenitいくつかのメーカーに作用されました。

現在はOlympusとKodakが開発したFour Thirdsシステムがあり(それの拡張機能であるMicro Four Thirdsーマイクロフォーサーズ)、国内では、OlympusとPanasonicが作用しとり、両社のレンズを両社のカメラで使うことができます(ただし、手振れ補正機能がカメラ側にあるか、レンズ側かにあることにより、組み合わせにより、手振れ補正機能を使えないことになります)。つまり、OlympusとPanasonicのカメラとレンズの接続部分が同じ形をしているので、互いのレンズを互いのカメラに使うことができます

ただ、メーカーとして、やはり、カメラを買ってもらったので、レンズも買ってもらいたいので、その接続部分は各メーカでことなります(特許の問題もありますが、ここは割愛します)。

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同じメーカーでも、使えるレンズと使えないレンズがあります

さらに深堀すると、同じメーカーでも、使えるレンズと使えないレンズがあります。これはセンサーサイズやフランジバック(レンズとセンサーの距離)も関係して、Canonのカメラだから、Canonの全てのレンズが使える訳ではありません。それだけではなく、技術の進歩により、今まで使ってきたマウントで最大限にカメラの可能性を発揮することができず、マウント(形)自体を数回変えたメーカーがあります。例のCanonを見ますと、オートフォーカスを導入したとき、FDマウントを止め、EFマウントを導入したことにより、それまでのレンズを使えない状態になりました。

他に、最近の例として、Olympusの例を挙げることができます。初期のデジタルカメラでは、上述のFour Thirdsシステムを採用していましたが、ミラーレースの導入により、フランジバックの関係でMicro Four Thirdsシステムが開発されました。しかし、以前のFour Thirdsシステムのレンズを購入していた方は、カメラのアップグレードにより、せっかく持っていたレンズが使えなくなりました。ここで、マウントアダプターを発売し、「新しいカメラシステム」でも、「古いシステムのレンズ」が使えるようにしています。

アナログ時代には、PentaxがM42からKマウントに乗り換えた時や色々な事例があります。

オールドレンズとマウントアダプター

上記のオリンパスの例を見てみると、単に、色々なカメラに色々なレンズを使いたいというユーザーが数多くいます。特に、フィルムカメラ時代のレンズ(オールドレンズ)を使いたいと思っていた人が多くいました。

最初は上に何回も出てきた「フランジバック」の関係でフィルムカメラのレンズをデジタルカメラで使うのは不可能だとされていました。それは、レンズとデジタルセンサーの距離が、昔のレンズとフィルムの距離が異なるため、ピントが合えないという問題がありました。最初のデジタル一眼レフ登場の数年後、ミラーレースカメラが登場じレンズとセンサーの距離を短くすることができ、それ以来、フランジバックの問題が解決され、多くのレンズが多くのカメラで使えるように一歩近づきました。

残ったのは、接続部分の異なる形とフランジバックの微妙な距離の違いの問題でした。

それを解決したのは、マウントアダプターでした。

カメラとレンズをつなぐ役割をもち、違う形の接続部分であっても、カメラ側とレンズ側をそれぞれの形にすれば、問題の解決ができました。

さらに、フランジバックの問題はマウントアダプターの厚みを変えれば、その点も解決できました。上述のFour Thirdsシステム→Micro Four Thirdsシステム、M42→Kマウントと全く同じ発想です。

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マウントアダプター購入の基本

まずは、カメラとレンズの接続部分を見ましょう。

左側のレンズと右側のカメラ(Olympus Air)の接続部分が違う形をしているので、もちろん、はめることができません。ここで、持っているレンズのマウントとカメラのマウントは何マウントが知る必要があります。レンズもカメラも様々なマウント種類が存在するので、わからないときは、マウントアダプターを販売している店に両方を持っていくのが一番安全です。たしかに、インターネットで売っている価格より高くなる可能性はありますが、慣れるまで、この方法をお勧めします。

仮にカメラとレンズのマウントの名前が分かれば、自分で購入することができます。上記の例だと、カメラはMicro Four Thirdsマウントなので、マウントアダプターの「下」の部分をMicro Four Thirdsのカメラに装着する形であれば、正解です。

次はレンズの接続部分です。今回はM42マウントのレンズを使いたいので、マウントアダプターの「上」の部分に、M42のレンズがはめられなものを探します。

これで、マウントアダプターはカメラとレンズをつなぐ役割をはたし、デジタルカメラにフィルムカメラ用のレンズを使えるようになりました。

マウントアダプターの表記

基本的に、マウントアダプターの胴体にいくつかの文字や数字が書いています。その文字や数字はカメラ側のマウントとレンズ側のマウントを表しています。

上記の写真には「M42 – M4/3」の表記が確認できます。ハイフンの左はレンズ側、右はカメラ側のマウントタイプです。つまり、M42マウントのレンズをM4/3(マイクロフォーサーズの略)マウントのカメラをつなぐマウントアダプターです。

値段がバラバラ

実はマウントアダプターは決して、安いものではありませんでした。日本製のものの多くは職人の手により作られ、カメラもレンズに故障をさせないように作られています。他に光りの漏れやガタが生じることなく、品質の高いものだと評価されています。その分、値段は2万円前後になります。

しかし、オールドレンズブームにより、大量生産のマウントアダプターが登場し、中国製のもので1000円を切る商品を通販で手に入ることができるようになりました。

当ブログの管理人は貧乏ですので、中国製のものしか使っていません。K&F Conceptのマウントアダプターは3000円以下のものが多く、今までトラブルにあったことはありません。インターネットでは、若干ガタがあるとか、バリがはみ出しているとかのレビューを見かけることがありますが、今までそのような製品に出会うことはありませんでした。また、こちらのメーカーは、いくつかの中古カメラ屋さんの実店舗で購入することができるので、その場で確認やテストができるので、比較的に安心して買うことができます。

問題点

基本的に、マウントアダプターは物理的にカメラとレンズを接続するため、仮にレンズにオートフォーカスや手振れ補正機能があっても、それぞれの機能は利用できません。最近、オートフォーカスの使えるマウントアダプターが発売されていますが、値段は高く、ピント合わせが遅く、いくつかの課題がまだまだ残っています。

Nikonの場合

他に、もし、あなたはNikonユーザーでしたら、注意する点が他にあります。ここでは、良いニュースと悪いニュースがあります。Nikonはマウントの形を長く変えていないため、場合により、フィルムカメラ用のレンズをそのままデジタルカメラに使える場合があります(一番古い非Aiレンズの場合、改造する必要があります)。しかし、Nikonカメラの場合、フランジバックの関係で、他メーカーのレンズを使うのは難しいです。もちろん、Nikonカメラ用のマウントアダプターは存在しますが、フランジバック問題を解決するため、マウントアダプターに補整レンズが付いています。補整レンズのせいで本来のオールドレンズの写りと若干異なる描写になります。

注意点

こちらのポイントをしっかりと覚えておきましょう!

これは各カメラ・レンズメーカーが正式に承認している使い方ではないので、トラブル等発生の場合、保証適用外になりますので、自己責任でお使いください。当ブログも一切責任を負いませんので、ご了承ください。

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