今回ご紹介するレンズもオートフォーカスのものでオールドレンズの一種であるかどうかは微妙ですが、普通に使えるものです。つまり、オートフォーカス機能があって、デジタルカメラに使うと現代レンズとほとんど変わりません。

なお、カメラ初心者の方には「サードパーティーレンズとは」の記事を用意していますので、ご興味があればこちらもぜひご覧ください。

【参考記事:カメラ超入門・サードパーティーレンズとは?

Aマウントのサードパーティーレンズ

本ブログでは、ソニーのαシリーズ一眼レフカメラ(ミラーレス機ではありません)にミノルタのオートフォーカスレンズの使用を推薦しています。管理人は最近、α200というちょっと古い一眼レフカメラをゲットし、そのカメラでミノルタの色々なレンズを付けて撮影しています。

【参考記事:ミノルタAFレンズを活用しましょう!

今回はそのαシリーズのAマウントサードパーティーレンズの使用を試しながら、同時にそのレンズのレビューをお届けします。

Aマウントのサードパーティーレンズは使えますか?

管理人はソニーα200でTamronとTokinaのレンズ計3本を使ってみました。CanonのEOSカメラと違い、普通に使えました。

サードパーティーレンズは純正品と違い、互換性が悪く、オートフォーカス機能が遅くなる場合があります。一方、ソニーのα200ボディーとミノルタレンズの組み合わせが抜群で、ミノルタのフィルムカメラよりオートフォーカスが早くなる時もあります。サードパーティーレンズもその傾向にあり、オートフォーカスが普通に使え、早いです。

全てのレンズが上手く装着するかは保証できませんが、少なくとも、本記事でご紹介するレンズとカメラの組み合わせは大丈夫です。

なお、本レンズは他にNikonAF-D、キヤノンAF、ペンタックスAFマウント用のバージョンも存在しますが、こちらの記事ではMinolta・SonyのAマウントの製品のみを試しています。

Tamron AF 28-200mm f3.8-5.6 LD Aspherical IF Super (171D)

本レンズの名前は非常に長いのですが、その分、使える幅が広いだと言えます。

他の記事でご紹介したミノルタの純正AFレンズに比べたら、一回り大きく、重いレンズになります。しかし、焦点距離が28mmから200mm(APS-Cセンサーの場合、35mm換算で42-350mm相当)の非常に幅が広く、レンズ一本でほとんどの撮影シーンをカバーしています。逆に、200mmの焦点距離をこちらのレンズの大きさからすると、マニュアルレンズ時代の物と比べれば、小さいほうだと言えます。

焦点距離28-200mmのレンズをここまでコンパクト化が可能になったのは、いくつかの技術によります。レンズの名前にあるAsphericalは複合非球面レンズとLD(低分散)レンズの採用により、コンパクト化と画質の向上が可能になりました。さらに、Tamron社は、レンズ名のIFはインテグレイテッド・フォーカス・カムを示しており、最短撮影距離の短縮と画質の向上に成功しました。

最短撮影距離は80cmで若干長いのですが、135mmでは52cmまで近寄れるので、クローズアップ撮影もできます。

つまり、こちらの一本をカバンに入れれば、他のレンズを持ち運ぶ必要はありません。一本のみで済むのですから、多少大きくて重たくても、2~3本のレンズを持って歩くより便利です。さらに、撮影時、レンズを交換する必要がなく、決定的な瞬間を見逃さずに適正な構図で撮影ができます。

1996年発売当時の定価は55000円でしたが、管理人が手に入れた中古は2000円弱でした。上記のメリットからすると、非常にコストパフォーマンスの高いレンズです。171Dと出会うことがありましたら、ぜひゲットしましょう。

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撮影テスト

今回の撮影は野外で、天候は曇り、18時頃に行いました。日陰で曇っていたので、若干暗い環境での撮影になりました。一方、フラッシュと三脚は使っていません。

使ったカメラは上記で述べたように、ソニーのα200で、絞り優先(A)モードで撮影しました。

ISO感度は800に固定し、露出補整は行っていません。ピントは最短撮影距離から数十センチ離れたところから合わせました。風が吹いていて、被写体は完全に止まっていませんでした。

なお、純正品でことなる焦点距離のレンズですが、同じ28mmでの撮影を比較することができますので、下記の記事を合わせてご参照ください。

【参考記事:Minolta AF 28-80mm f3.5-4.6 D

開放(f4)

焦点距離:28mm(35mm換算で約42mm)
シャッタースピード:
1/160
ISO感度:800
露出補整:+-0

純正品に負けない写りだと思えます。ピントの合っている部分がシャープで、背景のボケは自然に写っています。クセがなく、現代レンズに負けない描写になります。

絞りf8

焦点距離:28mm(35mm換算で約42mm)
シャッタースピード:
1/40
ISO感度:800
露出補整:+-0

f8に絞ると、さらにシャープになります。ミノルタの純正品より若干色合いが浅くなっているように見えますが、実用範囲内で、問題なく使えるレンズだと思われます。

最小絞り(f22)

焦点距離:28mm(35mm換算で約42mm)
シャッタースピード:
1/6
ISO感度:800
露出補整:+-0

風が強く、メインにピントを合わせた手前の葉っぱが揺られてしまいましたが、背景はシャープになっています。色合いもしっかりしています。本レンズを風景撮影にぜひ使いたいと思います。

ズームでの開放(f5.6)

焦点距離:200mm(35mm換算で約300mm)
シャッタースピード:
1/80
ISO感度:800
露出補整:+-0

最後に、ズームで焦点距離を200mmに変え、開放で撮影してみました。135mmでの最短撮影距離ではありませんが、フォーカスを一杯にして、クローズアップ撮影に近い結果を得ました。

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レンズスペック

メーカー: Tamron
マウント: Aマウント(NikonAF-D、キヤノンAF、ペンタックスAF用もあり)
名称:Tamron AF 28-200mm f3.8-5.6 LD Aspherical IF Super (171D)
焦点距離: 28-200mm
開放F値: f3.8-5.6
最小絞り:f22
最短撮影距離: 80cm(焦点距離135mm時は52cmでクローズアップ撮影可)
ズーム: 有り
絞りリング: 無し
ピント合わせ: AF
フォーマット: 35mmフィルムカメラ用
フィルター径: 72mm

管理人所有のレンズ

クリーニング:
状況: クリアー
シリアルナンバー: 7347**

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