とんでもないカメラを手に入れたような気がしています。軽い気持ちで買いましたが、よく調べるとすごいものです。では、今回のカメラをご紹介します。

Kodak DC260

先日、別用事で大阪へ行くことがあり、待ち合わせ時間まで空いていたので駅前ビルへ行くことにしました。オールドレンズを見に行きましたが、その途中、すごいものと出会えました。それは今回ご紹介するデジタルカメラのKodak DC260です。

オールドレンズの世界では20年前の物は新しく、オールドレンズ部類に属するかどうかも微妙です。一方、デジタルカメラになりますと、20年前の品はかなり古いものだと言えます。Kodak DC260を見つけ、軽くスマホで調べれば、1998年発売のカメラだと知り、買うしかないだと思いました。

デジタルカメラがフィルムカメラの販売台数を超えたのが2005年だとすると、今回のカメラはまだデジタルの普及前だと言われます。

最初は古いカメラで、トイカメラっぽい撮影ができるかと思い、1500円だったこともあり(発売当時の定価は12万円)、購入することにしました。買う前に調べた情報では、160万画素だとわかりました。これだけを見ると、比較的に高画質になる可能性はあったが、20年前のデジカメは現代のトイカメラ以下ではないかと思いました。しかし…

トイデジになるかな?

まずは形です。コンパクトデジタルカメラにしては大きすぎます。500g以上もあって、重たいです。デザインも90年代らしく、ロボットっぽい感じがいいです。なんか、かっこよく感じます。大きさと重さからすると、トイデジだと決して言えません。逆にちょうど良い大きさと重さで、持ちやすいです。

2インチの液晶画面付きで、撮った写真をその場で確認できるのはもちろんですが、画面で見た写真は…はい、トイデジなみです。買ってすぐ数枚撮影し、画面を見ながら笑いました。面白いものを手に入れました!これはトイデジです!…だと思いきや、パソコンでファイルを転送すると、なんと、非常にキレイです!これ、トイデジレベルと全然違います!

まずはレンズ!

コダック社のレンズといえば、エクター。その中に銘玉が多く、DC260に搭載されているレンズはそのエクターの遺伝子を引き継ぐEktanarのレンズです。赤、青、緑がはっきり写し、とんでもない描写になります。

富士フィルム社と同様に、フィルム製造会社のこだわりがあってだからこそ、描写にこだわっているところが分かります。色合い、コントラスト、シャープ、すべての面で優れた感じです。

とんでもないカメラだった!

買ってすぐ色々撮影してみましたが、後でインターネットで本記事を書くために情報を探しました。そして、なんと、DC260のオペレーションシステムがかなりカスタマイズでき、プログラミングに詳しい方は初期設定にない機能をつき加えることができます。

画像のデジタル処理をプログラミングで変え、フィルターを掛けることができます。もともとはホワイトバランス設定しかできませんが、モノクロやセピア効果の編集もカメラ内でできるそうです。

さらに、カメラ内に簡易なゲーム等をインストールした強者もいるそうです。

デメリット?

ただ、そのようなOS搭載の影響もあり、起動時間が非常に長く感じます。電源と付けた後、実際に撮影できるまで10秒以上かかります。レンズの動きの音も結構大きく、気になります(もともとがそうか、古いために油が切れているかどうかは分かりません)。

言うまでもないかもしれませんが、現代カメラに比べ、オートフォーカスは非常に遅いです。

多少のデメリットがあるかのように感じますが、これが20年前のデジタルカメラだと改めて考えると、当時のハイエンドモデルにふさわしい高機能付きなカメラだと言えます。

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カメラスペック

メーカー:Eastman Kodak Company (国産)
型番:
Kodak Digital Science DC260 Zoom Camera
画素数:160万画素CCDセンサー
記録モード:1536×1024(Best) 1152×768(Better) 768×512(Good)
メモリー:Compact Flash
ファイル形式:JPEG、 FlashPix
レンズ:Kodak Ektanar Lens f3.0-4.7 8-24mm (35mm換算38~115mm相当)
ズーム:光学3倍(デジタル2倍で最大6倍まで)
絞り:f3.0~f22
シャッタースピード:1/2~1/400(長時間露出モードでは0.5秒~16秒)
露出補整:-2.0~+2.0まで、0.5EV単位での補正可能
焦点:30cm~無限遠
フォーカス:オートフォーカス(マルチスポット、シングルスポット)、マニュアルフォーカス(カメラ設定で距離を調整)
フラッシュ:内臓(約0.7~3m)+外部シンクロ機能付き
露出モード:プログラムAE、マニュアル露出(秒単位の長時間露光可能)
感度:ISO100(固定)
ホワイトバランス:自動、昼光、蛍光灯、白熱灯、オフ
連写撮影:高解像の時、最大2枚
その他機能:日時、文字、ロゴの写し込み、音声録音、インターバル撮影、フォルダ別保存、別売りGPSシステムで位置情報記録可能
電源:単3電池4本(ACアダプター使用可)

管理人所有のカメラ

ファームウェアバージョン:1.0.4(メーカーHPではv1.0.6までリリース)
シリアルナンバー:EKH828502**

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作例

カメラの説明を長くする書くより、作例で説明した方が良いでしょう。

以下はフラッシュをオフにし、他の設定をオートで撮影した作例になります。撮影場所は梅田(大阪駅周辺)、撮影時間は17:30頃でした。JPEGファイルをカメラ書き出しのまま投稿しています。

長時間露光撮影モードテスト

シャッタースピード0.52秒(自動)で、撮影は記事投稿の本日19:26に行いました。空の部分は目で見るより若干明るく写っています。

シャッタースピード16秒(最大)に設定し、上記の一枚のすぐあとに撮影しました。

これは管理人が一番驚いた写真かもしれません。意外とキレイです!160万画素だけあって、夜の撮影でも昼かのように明るく撮れました。拡大すると現代のカメラと比べものにはなりませんが、当時の技術からすると、すごい結果になりました。インターネット上などでの使用なら、普通に使える写真だと思います。

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