以前、当ブログでは1998年に発売されたKodak DC260のコンパクト(大きいですが…)デジタルカメラをご紹介しました。DC260はハイスペックなカメラで、当時の定価は12.8万円もしました。一方、Kodakは一般ユーザー向けのお手ごろカメラもたくさん販売していました。その中で、今回するDC215がありました。実売価格4万円前後でしたが、DC260に負けない様々な要素を取り入れていました。

Kodak DC215

DC215をご紹介するにあたって、どうしても以前ご紹介したDC260と比べたくなります。まずは外観です。DC215の方がコンパクトで、カメラらしいボディになっています。アルミなボディで非常にスタイリッシュなカメラです。現代のカメラと比べれば、若干大きく、四角いかもしれませんが、個人的にはこちらのデザインは好きです。

エクターレンズの遺伝子を引き継ぐEktanarレンズ搭載しているため、赤、青、緑が美しく描写します。ただ、DC260よりセンサーが小さいため、そのレンズを最大限に活かしていない感じがします。光学2倍ズームもあり、光学から標準の領域をカバーしています(取扱説明書では、広角・望遠になっています)。

前回はトイデジ欲しい感覚でDC260を購入しましたが、実際に撮影すると驚くほど美しい描写で全然トイデジな感じがしませんでした。一方、こちらのDC215はトイデジっぽいです。色合いは美しいですが、センサーが小さいため、シャープではありません。

当時は入門機として普通な画質でしたが、現代のカメラに比べると、やはり厳しいです。ところが、発売当時は130万画素のカメラが流通でしたが、こちらは106万画素とEktanarレンズで勝負していました。当時の他入門機に比べると、確かに負けていませんでした。

オートフォーカス機能がなく、固定焦点距離で若干使いにくい部分はありますが、デジタル版の写ルンだと考えれば、すぐ使いこなせます。個人的な意見になりますが、マクロ撮影はかなり厳しく感じました。非常に外しやすいです。他に、風景写真だと、手前のものがピンボケになりました。液晶画面も小さく、その場で確認し辛いです。やはり、多少の練習が必要なカメラです。

印刷やパソコンで表示すると、トイデジっぽい画像にはなりますが、インスタグラムなどのSNSに投稿すれば、敢えてかっこよく見せることができます。とにかく、色合いが美しいため、加工せずにノスタルジックな写真っぽい仕上りになります。

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エピソード

前回ご紹介したDC260は大阪駅前ビルのレンタルボックスで手に入れました。実は、同じボックスに本カメラがありましたが、当日はDC260だけを購入しました。しかし、こちらのカメラも気になって、2週間後、ダメ元でレンタルボックスへ行きました。

奇跡的にまだありました!もちろん、即購入でした。DC260は1500円でしたが、こちらのDC215は1000円でゲット。両カメラの発売価格からすると、DC215の方が若干高いような気がしますが、こちらの方には元箱、各ケーブルやCFカードがついていました。本体の状況もDC260より良かったです。最終的に、こちらの方が安かったような感じがします。

カメラスペック

メーカー:Eastman Kodak Company (国産)
型番:
DC215 Zoom
画素数:109万画素CCDセンサー
記録モード:1536×1024(Best) 1152×768(Better) 768×512(Good)
メモリー:Compact Flash
ファイル形式:JPEG、 FlashPix
レンズ:Kodak Ektanar Lens f3.0-4.7 8-24mm (35mm換算38~115mm相当)
ズーム:光学2倍
絞り:広角f4.0~13.5、望遠f4.8~16
シャッタースピード:1/2~1/362
露出補整:-2.0~+2.0まで、0.5EV単位での補正可能
焦点:広角50cm~無限遠、望遠100cm~無限遠、マクロ20cm
フォーカス:固定焦点距離(オートフォーカス無し)
フラッシュ:広角50cm~300cm、望遠50cm~240cm
露出モード:プログラムAE
感度:ISO140相当
ホワイトバランス:自動
連写撮影:無し
その他機能:日時写し込み、テンプレート合成(フレーム)
電源:単3電池4本(ACアダプター使用可)

管理人所有のカメラ

ファームウェアバージョン:
シリアルナンバー:

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作例

昼間撮影

撮影場所は神戸市役所南側にある東遊園地、16時頃に行いました。色修正等の加工は行っていませんが、一部の画像には傾き修正の関係で多少のトリミングを行っています。

全体的に色合いは美しいですが、シャープではなく、かなり甘いフォーカスになっています。最後のバラの花が白飛びしていて、こちらは露出補整を調整していれば、もっとよい結果をだしていたでしょう。

夜間撮影

夜間撮影は大阪駅で行いました。こちらも修正加工を行っていません。

冒頭にもご紹介しました、本ブログでは同じく1998年に発売されたKodakの上級機種DC260の記事を掲載しています。合わせてぜひご参照ください。

【参考記事:Kodak DC260・20年前の変わったデジカメ

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