今回は久しぶりにオリンパスのオールドレンズをご紹介します。オリンパスのオールドレンズをEPL-3で装着し撮影すると、なんかわくわくします。先輩と後輩のコラボって感じかな?

Olympus E.Zuiko Auto-T 135mm f3.5

どうしましょう?本レンズをご紹介するにはなにかの特徴を書いて、おすすめしたいのですが、実はあまり特徴のない一本です。

当時のオリンパスは安価のレンズを最高の技術で提供していた努力があり、本レンズはその会社の方針を表しています。コストを抑えつつ、その限界で生み出したレンズとして、最低限のパフォーマンスを見せています。80年代発売同時は2万5000円でリーズナブルな価格設定でした。

それにも関わらす、フード付きだというところは会社が頑張っていた証になっているでしょう。それとも、単層コーティングのため、これは必須だったというところもあります。

一つだけぜひ挙げたいのは、本レンズのコンパクトさです。望遠レンズで135mmですが、非常に小さく、軽く、コンパクトです。296gで、持ち運びやすいです。フード付きで、カバンの中に場所をとりません。50mmの一本と本レンズさえあれば、さまざまな撮影が可能になります。

当時から安く売られていた本レンズは、今も安く手に入れることができます。コストパフォーマンスの良いレンズで、最初の135mmオールドレンズとしておすすめできます。コンディションのいいものであっても、数百円からゲットできます。

オリンパスカメラユーザーなら、なおさら本レンズをおすすめします(気持ち的なものですが…)。

他のZuiko 135mm

本レンズ以外には同じく135mmのf2.8で明るいレンズも存在します。ただ、f2.8は本レンズより若干高く、当時はこちらの安価版の方が普及していたでしょう。

さらに、本レンズは単層コーティングですが、マルチコーティング版もあります。ただ、マルチコーティングの方の生産数が少なかったかもしれませんが、ほとんど出回っていません。当時もあまり知られていなかったくらいです。いつか出会うことがあれば、絶対買ってみたい一本です。

余談?

以前はミノルタのロッコールレンズにあるアルファベットでガラスの構成を分かることができるだと記事を書きました。実はオリンパスの一部のレンズにその様な命名があります。

Zuikoの前にアルファベットがあれば、その文字はガラスの枚数を表しています。アルファベット順で、Eなら5枚、Fなら6枚、Gなら7枚などになります。

つまり、今回のE.Zuikoは5枚のガラスで作られています。ちなみにAuto-Tの「T」は「Tele」を表していて、望遠レンズという意味になります。

[adinserter block=”1″]

撮影テスト

今回の撮影テストは近所の公園で行い、昼過ぎで晴天でした。カメラはOlympusのEPL-3、手持ちで撮影しました。撮影は絞り優先モード(A)で、ISOは固定しています。

オリンパス先輩レンズとオリンパス後輩カメラのコラボテストになります。

開放(f3.5)

シャッタースピード:1/4000
ISO感度:800
露出補整:+-0

開放にもかかわらず、かなり良い描写になっています。色合いやコントラストが適正で、ボケにはクセがみられません。現代のZuikoレンズとあまり変わりがなく、美しい描写でしょう。後ろの花、縄には多少の色収差が出ていて、これはオールドレンズに仕方ない現象かもしれません。

絞りf8

シャッタースピード:1/800
ISO感度:800
露出補整:+-0

開放より花の赤の部分のコントラストが増しています。画像もシャープで、葉っぱのディテールがよりキレイに写っています。ボケが非常に優しく、バランスのいい仕上りになりました。色収差はかなり抑えています。

最小絞り(f22)

シャッタースピード:1/100
ISO感度:800
露出補整:+-0

最小絞りにすると、全体的の描写が欠けてしまいます。色合い、コントラスト、シャープ、すべての部分が甘くなっています。色収差は目立っていませんが、多少残っています。

一見、現代レンズとはあまり変わらない写りですが、開放や最小絞りではやはり、現代レンズの技術には負けています。ここはオールドレンズの特徴として、実用範囲内だし、良しだと認めましょう。

[adinserter block=”5″]

レンズスペック

メーカー: Olympus
マウント: OM
名称:E.Zuiko Auto-T 135mm f3.5
焦点距離: 135mm
開放F値: f3.5
最小絞り:f22
最短撮影距離: 150cm
ズーム: 無し
絞りリング: 有り
ピント合わせ: MF
フォーマット: 35mmフィルムカメラ用
フィルター径: 49mm

管理人所有のレンズ

クリーニング:
状況: クリアー
シリアルナンバー: 1773**

その他のオリンパスレンズ

以前のオリンパスレンズ紹介は下記のリンクからアクセスできます。合わせてご参照ください。

【参考記事:G.Zuiko Auto-W 35mm f2.8
【参考記事:Zuiko Auto-S 50mm f1.8

OMマウントのレンズ種類が非常に多く、サードパーティーレンズのものもたくさん出回っています。現在のオリンパスカメラはマイクロフォーサーズマウントを採用しているため、OMマウントのレンズは非常に安く出回っています。ぜひ手に入れてみましょう!