四角い、薄い、軽い(約130g)で可愛いデザインのMinoltaコンパクトデジタルカメラ。ポケットに入れると、昔持ち運んでいたMDプレイヤーが入っているかのような感じがします(MDプレイヤーの方が重かったかな?)。今回ご紹介するカメラはMinolta DiMAGE Xiです。

Minolta DiMAGE Xi

2002年に発売されたMinolta DiMAGE XiはMinolta DiMAGE Xの後継者になりました。外観は殆ど変わっていませんが、電源を切っても、フラッシュの設定等がリセットされないところでシステムのアップグレードがありました。発売当時の価格は7万3000円で、決して、おもちゃレベルのカメラではありません(管理人は近所のリサイクルショップで900円でゲットしましたが…)。

電源入れてからの起動時間が約1.8秒から約1.2秒の速さで、当時世界最速だと言われました。スマホをポケットから取り出し、カメラアプリを探している時間より早いかもしれませんので、今現在も早い方だと言えます(前回ご紹介したKodak DC260は1998年発売のものでしたが、起動時間が14秒以上かかって、比べにならないくらいの速さです)。

操作音の電子音が時代を感じさせ、聞いていて楽しいです(もちろん、切ることもできます)。ただ、ズームを掛けると若干うるさい音がします(これは古いせいかもしれませんが…)。

極めてシンプルな構造で、マクロ撮影の設定が必要なく、カメラが自動で感知し、マクロモードで撮影します。さらに、露出補整がカメラ背面にある左右印のボタンで簡単に設定できるのが非常に便利です(なお、出荷設定の撮影モードリセットを「なし」に切り替える必要があります)。

メリット

まずはさすがに描写安定抜群のミノルタカメラを感じさせる描写が大きなメリットです。2002年発売のカメラであっても、有効320万画素で美しい写真が撮れます。現代のカメラに負けず、インターネット上での使用はもちろん、写真をプリントしても(Lや2Lサイズ位)問題はありません。

非常に小さく、軽く、ポケットに入れても全然邪魔しません。持っていること自体を忘れてしまうくらいコンパクトなデザインです。そして、デザインといえば、可愛いです。

たったの20mmの厚さですが、光学3倍ズームカメラだと驚きでしょう。ファインダーも付いているため、電池を節約したい時に液晶画面を消して撮影できるのがありがたいです。

デメリット

メリットであるコンパクトさの反面にあまりにも軽く、シャッターを押す度に不安定な気がします。手に持つと小さすぎて、フラッシュ部分に指を重ねたりすることがあります。上記に述べたように、ファインダーがついていますが、ファインダーを覗きながら撮影すると若干安定します。ファインダー、液晶画面どちらにしても、慣れれば普通に使えます。

レンズ部分に自動の蓋があり、汚れることや傷つくことは防げますが、故障の原因になるのではないかとちょっと怖いのですが、管理人が持っているカメラは普通に使えています。

そして、シンプルな動作を追求しすぎて、マクロボタンがなく、小さい液晶画面で本当にピントが合っているかどうかが多少見辛い時があります(主に地面に近い被写体を撮る時)。

同じく、システム上、シンプルに抑えようとした機種で、セピアやモノクロがなく、本当に普通の写真しか撮れないのがちょっと残念かもしれません。でも、余計な機能がないため、当時は起動時間世界最速の機種だけあって、それはメリットに感じることもできます。

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カメラスペック

メーカー:Minolta
型番:
Minolta DiMAGE Xi
画素数:1/2.7型総画素数330万画素(有効320万画素)インターラインCCD、原色フィルター付き
記録モード:2048×1536、1600×1200、1280×960、640×480
動画撮影:320x240px(15fps、最大35秒)QuickTime形式
メモリー:SD Card
ファイル形式:JPEG、TIFF
レンズ:5.7~17.1mm(35mmフィルム換算37~111mm相当)
ズーム:光学3倍(デジタル4倍)
絞り:f2.8~f3.6
シャッタースピード:2秒~1/1000
露出補整:-2.0~+2.0まで、1/3EV単位での補正可能
焦点:25cm~無限遠
フォーカス:オートフォーカス
フラッシュ:内臓(約0.25~3.2m)
露出モード:プログラムAE
感度:ISO50~160相当(オート)
ホワイトバランス:自動、昼光、蛍光灯、白熱灯、オフ
連写撮影:2048×1536ファインモードで約6枚、640×480エコノミーモードで約178枚
その他機能:日時写し込み、音声録音
電源:専用リチウムイオン電池(NP200)

管理人所有のカメラ

シリアルナンバー:113045**
電池について:電池が完全に劣化していたため、サードパーティーの電池を用意した

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作例

コンパクトカメラとはいえ、さすがにミノルタの製品だと感じさせる描写です。ミノルタレンズらしい写りです。

被写体に近寄った作例

最小絞りf2.8ですが、センサーサイズ等との組み合わせにより、背景のボケは少なめです。まずは被写体に近寄った作例からご覧ください。

風景撮影(無限遠)の作例

無限遠にフォーカスを当てると、くっきりとした描写になります。色合いやコントラストのバランスが良く、これこそミノルタのカメラだと言えます。最後に風景撮影の作例をどうぞ。