今回ご紹介するレンズはオートフォーカスですが、1988年5月発売のもので、後数日間で30歳になります!これは立派なオールドレンズですね。

以前はソニーα200でミノルタAFレンズの活用と、その次の記事がMinolta AF Zoom 28-80mm f3.5-5.6にしましたが、今回はそれらの記事に合わせて望遠レンズにします。前回とこちらの記事を合わせご参照になればと思います。

【参考記事:Minolta AF レンズを活用しましょう!
【参考記事:Minolta AF Zoom 28-80mm f3.5-5.6 II

Minolta AF 100-300mm f4.5-5.6

メリット

とにかく、小さくて軽いです。これ以上のメリットはありません。ズームでの焦点距離が300mmまで行き、それがたったの10cm(100mmの時)で410gのレンズです。これはどこでも持ち運べる遠望レンズになります。昔のミノルタレンズ(ロッコール時代)が登山者に愛されていましたが、こちらのレンズも登山の時に持っていても問題ないでしょう。

前回ご紹介したMinolta AF Zoom 28-80mm f3.5-5.6のマウント部分はプラスチックで作られていましたが、こちらの望遠レンズは金属で作られていて、しっかりしている感じがします。

描写に関しては、同じスペックのAPOシリーズには敵いませんが、APOは今でも1万以上する場合があり、本レンズは数百円で購入するのが可能です。数百円でも、ミノルタの技術をしっかりと取り入れた製品で、安定な写りをしています。

お菓子代で買えますので、見かけたらぜひ手に入れましょう!

デメリット

本レンズの開放での写りは若干甘く、色収差も多少でます。一方、30年前のレンズだと考えれば、さらに数百円で購入できるだと思えば、文句一切無しになります。

デメリットより、メリットの方が圧倒的にあり、ここでわざわざ弱点を挙げる必要はないでしょう。

小さい、軽い、300mm(APS-Cでなんと!450mm!)の3点をあげれば、もう買うしかないでしょう!(テレショップっぽくなりました…)

撮影テスト

今回の撮影は前回の記事と同時に行いましたので、野外で撮影しました(大阪の堂島周辺)。天候は晴天で、15時頃に行いました。黄砂で若干霞んでいます(この時期の風景写真は本当に難しい…)。

フラッシュは使用していません。三脚も使っていません。

上記に述べたように、使ったカメラはソニーのα200で、絞り優先(A)モードで撮影しました。

ISO感度は200に固定し、露出補整は行っていません。ピントは最短撮影距離から合わせました。

なお、前回の撮影テストと同じ場所で行いましたが、カメラを違う方向に向けましたので、構図が異なっています。

開放(f4.5)

焦点距離:100mm (APS-Cで150mm相当)
シャッタースピード:
1/320
ISO感度:200
露出補整:+-0

開放の場合、f4.5になり、若干暗めのレンズで、三脚の使用をおすすめしますが、カメラ側に手振れ補正機能があれば、昼間だと手持ちでも普通に使えます。上記に述べたように、写りが若干甘くて、色収差も見られますが、これもオールドレンズらしく、現代レンズと違う味が出せます。ボケは柔らかく、安定した描写になるでしょう。

絞りf8

焦点距離:100mm (APS-Cで150mm相当)
シャッタースピード:
1/125
ISO感度:200
露出補整:+-0

絞りをf8に設定すると、シャープな描写になりました。色合いとコントラストは開放よりかなり良くなり、より実際の色に近いイメージになりました。絞り羽が9枚で、f8にしても、丸ボケに近いボケが見られます(画像右上のところ)。

最小絞り(f32)

焦点距離:100mm (APS-Cで150mm相当)
シャッタースピード:
1/8
ISO感度:200
露出補整:+-0

最小絞りに設定するとすべての範囲がシャープになりました。前回のレンズと違い、コントラストと色合いが欠けていません。カメラのJPEG書き出しでもそのまま使えます。

ズームでの開放(f5.6)

焦点距離:300mm (APS-Cで450mm相当)
シャッタースピード:
1/100
ISO感度:200
露出補整:+-0

最後に、ズームで焦点距離を300mm(APS-Cで450mm相当)開放で撮影してみました。確かに若干甘い描写になりますが、これはカメラの手振れ補正機能の限界を表しているかもしれません。春風の強い日だったので、被写体も若干動いていましたが、それでもシャッタースピード1/100でもこちらの写真が可能になりました。動かない被写体とカメラを固定すれば、よりいい写りが得られるでしょう。

レンズスペック

メーカー: Minolta
マウント: α Aマウント
名称:Minolta AF Zoom 100-300mm f4.5-5.6
焦点距離: 100-300mm
開放F値: f4.5-5.6
最小絞り:f32-38
最短撮影距離: 150cm
ズーム: あり
絞りリング: 無し
ピント合わせ: AF
フォーマット: 35mmフィルムカメラ用(デジタルαAマウント可)
フィルター径: 55mm

管理人所有のレンズ

クリーニング:
状況: クリアー
シリアルナンバー: 191070**