本記事では、作例をあげながら撮影スポットをご紹介します。今回の撮影スポットは神戸市にある布引の滝です。

都会の中に神秘的な自然!布引の滝

意外と隠れスポットだったりする布引の滝。神戸にはメジャーであるハーバーランド、異人館、元町中華街等がたくさんあり、布引の滝を売りにしていない気がします。一方、ハイキングや登山好きな方には、六甲山はメジャーであり、布引の滝は当たり前かのような有名なスポットかもしれません。

一般の方にあまり知られていないため、人が少なく、撮影しやすいスポットになっています。

登山やハイキングにあまりなれていない方からすると、六甲山って言われたら、なんか大変そうな感じがします。カメラ好きな方には尚更、重い一眼レフをリュックに入れ、登山するのはなかなかハードルの高い趣味になります。

でも、布引の滝は違います。神戸駅から2分あれば、大自然の中に入れます。初めて行った方なら、「えっ!ここは新神戸駅?」って必ず驚きます。

駅から10分歩けば最初の滝が見られます(はい、一つだけではありません)。本記事のトップ画像に選んだのは雌滝(めんたき)で、本当に駅からすぐの所です。比べるのはよろしくないかもしれませんが、箕面の滝よりアクセスがいいです。

三宮から神戸市営地下鉄または市営バスに乗れば、数分で新神戸駅へ行けます。三宮から歩いて行ける距離ですが、体力を使うのなら、プチハイキングに使いましょう。

「布引の滝」って滝はありません

実は布引の滝(ぬのびきのたき)って名前の滝はありません。生田川上流にある雄滝(おんたき)、雌滝(めんたき)、夫婦滝(めおとだき)、鼓滝(つづみがだき)の4つの滝の総称が布引の滝です。名前の由来は滝から流れる水が白く美しく、布が引いたかのように見られるからだそうです。

布引の滝 作例

雌滝の滝壺から流れる水をスローシャッターで撮影。

布引の滝は栃木県にある華厳の滝と和歌山県にある那智の滝に並んで、日本三大神滝の一つです。さらに、滝百選にも選ばれています。ハイキングコースにはいくつかの重要文化財もあり、展望台から神戸のまちが見られます。

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ハイキング・撮影コース

新神戸駅から北側(裏側?)へ進み、数分歩けば砂子橋があります。橋を渡ると左へ進み、5分くらい歩けば雌滝に着きます。

雌滝の落差は19mもあります。これは絶対撮影したいスポットです。滝壺から流れる水が美しく、撮るのもお勧めします。こちらにはベンチがあり、一息休憩し、毎日のストレスから癒されます。

布引の滝 作例

雌滝の滝壺から流れる水。ここを経て生田川になり、大阪湾へ繋いでいます。

ここから案内板にそって雄滝を目指します。道はある程度整備されていますが、雨天の場合は若干滑りやすいです。登山用の靴が必要とまでは言えませんが、せめてスニーカー等にしましょう。

布引の滝

ハイキングコースの整備

その途中に鼓滝があります。水の流れる音は聞こえますが、その姿は木陰に隠れていて撮影は難しいでしょう。そこから数分歩けば、メインになる雄滝に着きます。ゆっくり歩いても、新神戸から30分くらいしかかかりません。

布引の滝

雄滝と夫婦滝

雄滝は43mの高さもあります。この絶景を見れば、ここまで来た価値があったという気持ちになります。さらに滝壺の下にあるのが夫婦滝です。最初は二筋に分かれて流れる水が一筋になり、夫婦愛に例えているそうです。こちらの夫婦滝の落差は9mになっています。

撮影の時、両方の滝と滝壺を一フレームに収める構図にしたいのでしたら、広角レンズが必須になります。28㎜以下かコンバージョンレンズを使いましょう。

滝の右側に階段があり、そこの上れば茶屋があります。茶屋を経てさらに進むと、みはらし展望台があります。ここから神戸の絶景を撮影しましょう。トイレも設置していますので、ここで休憩するか、せっかく近くにある猿のかずら橋まで行ってハイキングを終わりにします。

布引の滝

みはらし展望台から見る神戸

ここからさらに進めます。

布引の滝

布引ダムへつなぐハイキングコース

5分程度の所に猿のかずら橋があります。ここも撮影スポットになるでしょう。ぜひ記念に一枚を撮りましょう。

布引の滝

猿のかずら橋

ハイキングに慣れていない方やここまで来て体力を使い切ったのなら、折り返し新神戸へ戻りましょう。体力と時間に余裕があれば、布引ダムまで行くコースもお勧めします。途中に他の滝もあり、楽しいかもしれません。

布引の滝

布引ダムへもう少し

布引の滝

他の滝もあります

布引ダムも立派な撮影スポットです。正式名所は布引五本松堰堤で、1900年(明治33年)に建てられました。日本最古の重力式コンクリートダムで、歴史のあるダムです。

布引ダム

布引ダム

布引貯水池の水は現在も神戸の水道に使われています。ここの貯水池から見る夕日をぜひ撮りたいのですが、日没と帰り道にかかる時間を考えると、若干厳しいかもしれません。特に雄滝までの道がかなり暗く、初心者には絶対おすすめできません。

布引ダム

布引貯水池

基本コースならここで終了します。時間に余裕があれば、布引ハーブ園へ行けます。他に市ケ原方面へ進むコースもあります。正直、ここまで撮影したら、満足になります。特に管理人はハイキング経験ゼロだったので、これ以上は進むのは厳しかったです。

初めて行った時、布引ハーブ園まで行きましたが、入園に間に合わず、帰りが非常に暗く大変でした。計画を立てて、時間を見ながらどこまで進めるか確認してから挑戦しましょう。

撮影後

上記に述べたように、ハイキングコースにより布引ハーブ園や頑張って有馬温泉まで行けますが、新神戸駅へ戻った場合、都会に戻ります。

付近には銭湯等があり、お風呂でくつろいでから帰宅するのもありでしょう。昨年、夏に行って猿のかずら橋までのコースだけだったのですが、汗びっしょりになりました。その日はスマホの充電とかもしたかったので、三宮のネットカフェでスマホを充電していた時にシャワー浴びて着替えを済ました。大自然から都会へ一気に戻った気分を味わうのも面白いです。

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撮影スポットの情報

住所:神戸市中央区葺合町
最寄駅:新神戸(神戸市営地下鉄・東海道新幹線)
最寄り駅から:新神戸駅(新幹線)一階バス乗り場から案内があります。駅の北側へ進みます
駐車場:新神戸駅周辺にたくさんありますが、公共交通機関のご利用をおすすめします
入場料:無料
営業時間:24時間(夜間は非常に暗いですので、懐中電灯あった方が良いです)
トイレ:新神戸駅内・砂子橋(最初のレンガの橋)付近・みはらし展望台にあります
コンビニ等:新神戸駅内にあります

撮影記録

管理人は初めて布引の滝へ行ったのは一人で布引ダムまで行きました。その後、友達を案内して、みはらし展望台・猿のかずら橋までしか行きませんでした。

今回の記事に掲載した作例は初めて行った時のもので、2015年8月13日に撮影したものです。カメラはOlympusのEPL-3、当時はキットレンズやコンバージョンレンズ等を持参しました。上記の作例はLightroomでRAW現象処理を行いました。

今回もオールドレンズの作例ではないので、お詫び申し上げます。

他に期限切れフィルムで撮影したこともありますので、よかったら、そちらの記事もご参照ください。

【参考記事:期限切れフィルムで撮影ー後編